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Stars and The Moon

舞台、ミュージカル、映画、お出かけ、スイーツ、美味しいごはん•••etc.

『オレアナ』 2015/12/12 ソワレ

オレアナ』      森ノ宮ピロティホール

 

 

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重く難しくて、しんどい作品でしたね〜

 

志田未来ちゃんの女子学生キャロルは、二幕からなんであんなに変貌するのですか?

一幕では、先生の言ってることがわからない、単位が欲しい、どうにかして!と教師に頼み込んでいたのに。

教師がうまいこと便宜を図ってあげるということで話がついて、一幕終わったと私は思ったのですが、キャロルにとってはそうではなかったのですね。

 

なんで?何が気に入らなかったの?

教師が電話ばかりしていて、キャロルの話を真剣に聞かなかったから?

でもそもそも、急いで帰らなきゃいけない教師のところに突然押しかけて来たのはキャロルでしょう。

普通は急いでる様子に気付いたら、自分は引き上げると思うけど。

自分のことしか考えてないキャロルにイライラしました(それだけ追い詰められてたのかもしれないけど)。

 

それで適当にあしらわれてると感じたのでしょうか。

しかもちょっとした冗談や性的な発言も許せなくて。

いや、あれを性的な発言としてセクハラと思うのもおかしいと思いますが。

よっぽど融通の利かない性格なのか。

 

で、セクハラでキャロルは教師を訴えるわけですけど、教師の人生を破滅させるほどのことだとはとても思えなくて。

キャロルのことを本当に理解できない。

性格というより、精神的におかしいとしか思えないわ・・

 

一幕では自信のなさそうな様子で、服装も冴えなかったのに。

二幕からは突然自信にあふれていて、賢そうな女子学生らしい格好をしていましたよね。

一体何がキッカケでそんなにスイッチ入っちゃったの?

 

いやもう何て言うか、私の理解力のなさですね。

つまりどういうことなのか説明して欲しい。

作品自体はとても引き込まれて観ていました。

ずっと集中していたので、かなり疲れました。

 

キャロルがわからないと書きましたが、志田未来ちゃんは良かったと思うし、教師の田中哲司さんは素晴らしくいいお芝居だったなと思いました。

 

田中さんの、あの自信にあふれた有能な教師ぶりが、キャロルを変貌させた要因ではあるんですけどね。

それで、二幕でなんとかキャロルを説得しようと言葉をつくすほど、キャロルは頑なになっていくし。

言葉をつくすほど深まるディスコミュニケーション。まさしくそう。

しまいには教師もキレちゃって、より一層泥沼。

とりあえずそっとしておいて、様子見したほうがいいんじゃないかと思ったけど。

二幕は怖かったですね。

でも、田中さんは素敵な役者さんだなあと思いましたよ。

 

理解するのが難しくてしんどい作品でしたが、とにかくお芝居を観た!という圧倒されるものがありました。

こういう作品もどんどん観ていきたいなあと思います。